大切なコレクションが、気づけばゴミ屋敷に

今回は、東京は荒川区にお住まいの50代男性のお客様からのご依頼です。長年大切にされてきた趣味の品々が、気づけば家全体を埋め尽くすゴミ屋敷となってしまったお宅のお片付けと買取のご相談でした。

趣味に囲まれた幸せな日々が、一転して…
ご依頼主である男性は、アニメ、特撮、電車、おもちゃ、カメラ、プラモデル、DVDなど、多岐にわたる趣味をお持ちでした。6LDKもある広いご実家には、これらの品々が各部屋に溢れかえり、マンガ本だけで2,000冊以上という圧倒的な量でした。

しかし、お部屋はいつしか足の踏み場もないほどのゴミ屋敷に。両親を亡くされて一人暮らしになってからは、掃除が行き届かなくなり、ネズミや害虫の被害も広がってしまったそうです。特にひどかったのは、ネズミの尿による強烈な悪臭。目が痛くなるほどの状態で、大切なコレクションも汚れてしまい、お客様ご自身も途方に暮れていらっしゃいました。

買取と片付けを同時に、というご希望
今回のご依頼は、「買取りと同時に片付けをして、その料金を相殺してほしい」というものでした。私たちはすぐに現地へ向かい、査定を開始しましたが、状態は想像以上に悪く、多くの商品が悪臭と汚れで販売できる状態ではありませんでした。

それでも、一つひとつ丁寧に仕分けを進めていくと、幸いにもプラモデルやカメラなど、一部の高価な商品を見つけ出すことができました。結果、2トントラック1台分ほどの買取可能な商品を発見することができたのです。

難易度の高い現場でも、お客様の心に寄り添う
お客様はなぜこのような状況になってしまったのか、お話しくださいました。これまでご両親に家事のすべてを任せていたため、ご自身で掃除をすることがなかったそうです。また、資産家のご家庭だったため、好きなものを好きなだけ購入できる環境でした。

しかし、家の老朽化と悪臭の問題が深刻になり、家を売却してマンションに引っ越すことを決意されたそうです。

この現場での課題は、大きく分けて3つありました。

細かく丁寧な仕分け作業

お客様の品物に対する強い愛着への配慮

できる限り高価買取を目指すこと

私たちは、お客様の思い出が詰まった大切なコレクションを、ゴミとしてではなく価値あるものとして丁寧に取り扱い、査定に臨みました。その結果、プラモデルやカメラなどが高額査定となり、お片付け費用と買取金額を相殺することが可能になりました。

どんなお家でも、まずはご相談ください
私たち「べんりやまごころ」は、今回のような難易度の高い現場を数多く経験しています。リサイクル品や骨董品に強みを持っており、お客様の大切な品物を一つひとつ丁寧に査定いたします。お片付けと買取を同時にご希望の方は、ぜひ一度ご相談ください。お客様の新たな一歩を全力でサポートいたします。