ハウスクリーニング、リフォーム、横浜市　民泊　DIY

遺品整理

こんにちは。べんり屋まごころです。

先日お伺いしたのは、横浜市にあります5LDKマンションのリフォームのためのお片付けでした。

ご依頼頂いたのは、そちらの戸建てに住まわれている50代のご夫婦でした。
ご夫婦と、そのご主人のお母様、そして、中学生の男の子の4人家族のお宅でしたが、この度空いているお部屋を改装して、今話題の”民泊”を始められるため、
お家の片付けと、空いている2部屋のリフォームを承りました。

この6月から”有料で人を泊める”民泊”が解禁されることもあり、今年に入り、弊社にも同様の片付けと、リフォームのご依頼が増えつつあります。

ご依頼人様のお宅は、観光客にも人気のスポットにほど近く、交通の便もいい立地のため、既に”民泊”を市内でされている友人から勧められたそうです。

お話によりますと、
「家族そろって海外旅行が好きで、最初はツアーで旅行に参加していたんですが、だんだん自分たちの好きなところを自分たちでスケジュールを作って色々旅行するようになったんですよね。
泊る所も、最初はツアーに入っているホテルに泊っていたんですが、だんだん味気なくなってきまして、コンドミニアムとか、民泊系の宿泊施設に泊まるようになったんですよ。
海外は、ずいぶん前からB&Bがありますのでね。そしたらここ10年くらいで日本にも”民泊”という言葉が根付いてきて、どんどんみなさんご自宅なんかを”民泊施設”にし初めたじゃないですか。
そしたら、2年ほど前から私の友人も都内の自宅の一室を”民泊”できるように改装したんですよ。
彼曰く、自宅で国際交流が図れて、とても楽しいって言うんですよ。
かといっても、ニュースなんかでも民泊に伴うトラブルが色々あるみたいだから、尻込みしてたんですけど、友人曰く、それを回避するためのノウハウは教えるし、第一うちのエリアが、条約上、支障のある場所ではないから、やってみればと言われたんですよね。
で、私もやってみようと思いまして。」

確かに、ここ数年の間に、”民泊”という言葉がメディアに頻繁に登場するようになりました。
それに伴うトラブルも増加傾向にあるものの、2020年のオリンピックに向け、宿泊施設の不足も懸念されており、実際、”民泊施設”が急増しています。
この6月から受託宿泊事業法（民泊新法）が施行されることとなり、届け出ればだれでも180日まで営めるようになるそうです。
しかし、東京都23区、中核市など144自治体は、「生活環境の悪化を防止するために必要があるとき」は条例によって営業期間を制限できるようです。
前述通り、6月には各自治体単位での規制条例が決定するため、今後の展開をしばし見守る必要性もありますが、
今回のご依頼人様曰く、所有のマンションは、いわゆる”低層住居専用地域”には当たらないため、届け出を行えば年間180日を上限に民泊を営むことが可能だとのことでした。

さて、片付け作業にはスタッフ4人、2tトラック3台、丸一日の作業となりました。

海外用リユース買取品として、
整理ダンス、使用されていた食器類、電子ピアノ、健康器具　などをお買取りさせて頂きました。

最期の荷物を運び終えると、ご依頼様が、

「きれいにしてくださってありがとうございました。
実はね、水回りと玄関は御社手配の専門業者さんにリフォームをお願いしていますが、リビングなどの共有部分は、私の趣味の"DIY”で、ちょっとした素人リフォームをするつもりなんですよ。
材料はホームセンターで買ってね。国際交流場所だから、ちょっとでも和のテイストにしたいなあって、家族で話してて。

それとね、じつをいうと一番”民泊”を楽しみにしているのは、そこにいる78歳の母親なんですよ。
友人からの話をしたら、母親がやろうやろうって、やってみてダメならやめればいいじゃない。私がリフォーム代払うから。って、英会話も一番はりきって勉強しているんですよ。」

そうおっしゃると、後ろにいらっしゃったお母様が、

「だって高齢者住宅より楽しそうじゃない。」

そう言って、スタッフのほうを見て、にこっと笑っていらっしゃいました。