遺品整理　孤独死　横浜市　マンション売却

こんにちは。べんり屋まごころです。

引っ越しシーズンに真っ盛りですが、お陰様をもちまして、べんり屋まごころには、引っ越しのご要望と同様に、遺品整理・生前整理のご要望が増えてきております。

さて、先日お伺いしたのは、横浜市の3LDK分譲マンション、遺品整理の現場でした。
ご依頼頂いたのは、地方に住んでいる亡くなられた40代後半男性のご両親でした。
昨年の夏に、同じご依頼人様に”ゴミ屋敷片付け”のご依頼を頂いたばかりでしたので、いささか驚いたスタッフでした。

ご依頼人様のお話によりますと、息子様は入居当時は会社にも勤務されており、ご両親にも毎月仕送りをされていたそうです。しかし、1年ほど過ぎると仕送りが止まり、カード会社から息子様が返済を滞っているとの連絡が頻繁に入るようになったそうです。
電話で本人に事情をきくと、会社を解雇されて失業中のため、返済が滞っただけで、すぐに次の仕事先を見つけて、建て替え分は返すからとおっしゃっていたそうです。
それで、ご両親もしばらく様子を見ることになさったそうです。

しかし、それからも半年以上、カード会社からの電話はとまることがなく、意を決して、はるばる遠方から息子様の様子を見に上京されたそうです。
マンションの玄関先から、すでに悪臭が立ち込めており、部屋の中はすっかり”ゴミ屋敷”と化していたそうです。
それで、弊社に”ゴミ屋敷片付け”の依頼をされたとのことでした。

ゴミ屋敷片付けの際は、特にお立合いもなかったため、ご事情は存じあげませんでしたが、
お話によりますと、その後息子様は若年性アルツハイマーと診断され、一人での生活が困難なため、しばらく入院をすることになったそうです。
しかし、数か月後にご自分で病院を抜け出し、マンションに戻ってしまわれたとのことでした。

※参考写真：若年性アルツハイマー型認知症を描いた映画「アリスのままで」

病院から連絡を受けたご両親がすぐに遠方から息子様のマンションに駆け付けると、既に息子様はお部屋の中でお亡くなられていたとのことでした。

「私の会社の50代の後輩が、つい先日”孤独死”をして、発見されたばかりだったんです。
まさか、自分の息子がこの年で”孤独死”をするなんて、、、」

まだまだお若い方の”死”に直面したスタッフも、ご両親におかけする言葉も見当たりませんでしたが、私どもにできるのは、精いっぱい本日の仕事を全うさせて頂くことと思い、全力を尽くしてお片付けをさせて頂きました。

ご両親のご希望により、他の方に使って頂けるものは、廃棄処分をしないで
”リユース”・”リサイクル”にしてほしいとのことでしたので、ご要望に添えられるよう、精いっぱいの対応をさせて頂きました。

息子様が愛用されていた、ブランド品の洋服、バッグ、アクセサリー類は、国内買取用として専門の鑑定士査定のもと、現金にてお支払い致しました。
又、お部屋で使用されていた家具類、食器や、健康器具、レジャー用品などは、東南アジア輸出用として、作業台から割引させて頂きました。
分譲で息子様名義だったマンションも、売買されたいとのことでしたので、弊社連携先の大手不動産会社手配にて売却をさせて頂きました。
そして、私ども　便利屋まごころスタッフ3名で、ご両親に少しでも喜んで頂けるよう、荷物の片付け、分別、ハウスクリーニングを徹底して行いました。

2ｔトラック4台分、作業スタッフ3名、作業日数1.日、廃棄を徹底して削減したため、廃棄分はわずか廃棄車に1台にも満たない量となりました。

後日、自宅に帰られたご両親様から、お礼のお電話を頂きました。

「遠方のため、急ぎで仕事をお願いしていたにも関わらず、しっかりとした作業をして頂き、お陰様で部屋も見違えるようにきれいになりました。
スタッフの方々が、分別の際に、細かく聞いてくださったり、買取をたくさんして頂いたり、私たちを気遣って,心のこもった仕事をしてくださったのが、よくわかりました。
まごころさんに大切な息子の”遺品整理”をお願いして、本当によかったと、自宅に戻って妻とも話をしたんですよ。
本当に、ありがとうございました。」
と、おっしゃって頂きました。

べんり屋まごころでは、遺品整理・生前整理は、ただのお片付けではなく、故人の思い出の詰まった宝物を扱う大切な仕事という理念のもと、遺品整理士認定協会　特定遺品整理士有資格者の指示のもと、スタッフ全員が”まごころ”のこもったサービスを提供致させて頂きます。

又、どんな作業においても、目に見えない”まごころ”を、私くどもの作業を通じ、目に見える形でお客様へ還元させて頂いております。

横浜市で、”遺品整理”・”生前整理”のご用命がございましたら、”まごころ第一”丁寧・迅速・低コストの、べんり屋まごころまでお問い合わせください。